ADHD(注意欠陥多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム症候群)の男性の請求を提出
阿部 久美のブログ

今日は朝一番に年金事務所に行き、現在私がサポートさせていただいている男性の、障害基礎年金の請求を提出してきました。
この男性は幼少期から言葉の遅れがあり、3歳くらいまで言葉らしい言葉を発せず、言葉を話すようになってもその使い方がおかしく、ポツンと一人でいたり、入学式で泣きわめいて一緒に並べず、庭で泣いていたりしたそうです。
言葉の学校に通ったりしましたが、4歳の時に児童相談所で自閉症と診断され、以降4年間特別児童手当を受給されていました。
予備校時代にスクールカウンセラーから、発達障害の懸念があると言われメンタルクリニックを受診、ADHD、ASDと診断され薬物療法、精神療法を開始されました。
その後、大学に入学され寮生活を始められましたが、学校生活や、寮における他者とのコミュニケーションは相変わらずうまくいきませんでした。
将来を心配したお父様が、障害年金の請求を思い立たれご相談いただいた次第です。
初診は20歳前でしたから、20歳前障害による障害基礎年金の請求とし、20歳時点での診断書と、現在の診断書を作成いただきました。
診断書の内容を確認すると、障害認定日時点の診断書は、日常生活能力の判定平均と程度が3-4、現在時点の診断書は3.14-4でいずれも精神障害等級認定ガイドラインの目安に当てはめると2級そのものでした。
なかなか就労は難しく、単身での生活も想像がつきません。
所定の書類である病歴・就労状況等申立書に加えて、更に、障害認定日時点と現在の日常生活状況をお父様からお聞きした内容を書面にまとめて参考資料として添付しました。
一日も早い2級決定に向け、精一杯サポートさせていただきます。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
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