性同一性障害で精神の障害年金や障害者手帳はもらえますか？

本回答は2018年2月現在のものです。

性同一性障害は残念ながら、原則として、障害年金の認定の対象とされていません。

障害年金の認定対象となる精神障害は、国際疾病分類により限られています。

性同一性障害は、国際疾病分類F6圏に分類されており、

原則として障害年金の認定対象となりません。

精神保健福祉手帳についても原則として、認定の対象となっていません。

しかしながら、うつ病等の認定対象となる傷病を併発されているような場合は、

認定の対象となります。

なお、精神保健福祉手帳と障害年金の関係は、以下の通りです。

精神保健福祉手帳と障害年金について

精神保健福祉手帳と障害年金は、

根拠法も審査機関も認定基準も異なる全く別の制度であり、

両者の等級は連動するものではありません。

そのため、どちらの審査が厳しいか、単純に比較することは困難と言えます。

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